ZEHの基準とは
ZEHを達成するために必要なポイントは、「断熱」「省エネ」「創エネ」の3つです。
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強化外皮基準をクリアすること =「断熱」
強化外皮基準とは断熱性能を表すもので、UA値(外皮平均熱還流率)で表されます。数値が低くなればなるほど、断熱性能は高いと判断されます。地域ごとで基準値が異なるのですが、札幌の場合は2地域に分類され、UA値≦0.4[W/㎡k]が基準となります。 - 2
基準一次エネルギー消費量を20%以上削減すること = 「省エネ」
一次エネルギーとは石油、石炭、天然ガスなど自然界から得られるエネルギー源のことです。これらエネルギーを抑えるためには、導入する住宅設備の高効率化が必要不可欠で、消費するエネルギー消費量を平成25年の省エネ基準より20%以上削減することが求められます。 - 3
再生可能エネルギーを導入すること = 「創エネ」
主に太陽光発電を導入し、創エネ(電気を創る)するのが一般的です。 - 4
1~3により基準一次エネルギー消費量から100%削減すること
創エネによって作られた電気によって相殺し、消費量を100%以上削減することが求められます。北海道1~2地域では75%以上でNearlyZEHニアリーゼッチとなります。
