当社の従業員が自宅を新築しました。
これまで住んでいたのは、築50年近い木造の中古住宅。家の中が寒いのを我慢して暮らしてきましたが、胆振東部地震によるブラックアウト(全域停電)の際、小さな子どもを抱えて困ったことから、建て替えを決心したそうです。
最初に決めたのは「ブラックゼッチの家」で建てること。
ブラックゼッチとは、太陽光発電に蓄電池をプラス。太陽電池で発電した電力を自宅内の蓄電池に蓄えて、停電時でも普段通りに生活できる当社オリジナルのシステムです。
商品の説明は、こちらのページも参考にしてください。
設計時の要望は、とにかく明るい家。リビングを2階にして、天井を高くするために、傾斜のついた吹き抜けにしました。
リビング横には客間として使える和室をつなげ、その上部に屋根裏スペースを設けました。子どもが小さいうちは遊び場に、大きくなったら収納に使うつもりです。
キッチンはフルフラットタイプ。
ワークトップはキラキラ輝くクオーツストーンの天板を選びました。
ダイニングテーブルは光沢のある石目調で、チェアは革張り。なるべく木を使わず、無機質な感じにしたかったそうです。
カラーリングもシルバーやグレーで統一して、モノトーンにまとめています。
1階は主寝室と子ども部屋。
すべての部屋にウォーク・イン・クロゼットを設けました。
外に見える部分の壁はシンプルですが、ウォーク・イン・クロゼットの内部だけは、ビビッドなカラーや柄物のクロスで遊んでいます。
玄関には大きなシューズクローゼット。
ニッチの飾り棚には照明を仕込んでいます。
モダンでスタイリッシュなインテリアに目がいきますが、機能性もバツグンです。
土間蓄熱暖房なので玄関からぽかぽか。日中に太陽光で発電した電力を蓄電池にためて夜間に使えます。たとえ曇りや雨の日でも、料金の安い夜間に電力をためて使うので、光熱費は限りなく節約できるはず。万が一の災害で停電が続いても、いつも通りの生活を送れます。
外観はフラットな屋根に片流れを組み合わせた斬新なデザイン。
傾斜のある屋根には太陽光パネルが搭載されています。
玄関前にもパイプを埋設してロードヒーティングを施工。この融雪の仕組みは、当社オリジナルの『あんしん融雪システム』。家の暖房で使われる余剰熱エネルギーを利用するのでとても省エネで、安い融雪代で除雪を助けるシステムです。
寒かった家から快適な暮らしにバージョンアップ。家族のにぎやかな暮らしを守る、安心の住まいです。