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畳って最近増えてない?本社

  • 建築知識
2019.04.23

1年ぶりの登場となりました自称横綱 会津 でございます。

やっと気温も高くなってきて春を感じる時期になってきましたね!
まさに桜の季節がもうそこまで来ています!

レジャーシートを敷いて家族や友人とお花見なんて言うのもいいですよね。
お花見の文化は奈良時代の貴族の行事が起源といわれていますが、庶民に定着したのは江戸時代になってからだそうです。

日本の建築では同じ時期を起源として現在まで残されているものがいくつもあります。
その中でも今回は畳をご紹介したいと思います。

今更畳かよ!

などとツッコミが入りそうではありますが、新築住宅から畳が消えていた時期があります。
最近プランを見ていると畳をご希望される方が徐々にではありますが増えている様に感じます。
なのであえてのチョイスです。

畳の原点は花見でも活躍していた「ござ」や「むしろ」といった薄い敷物といわれています。

奈良~平安時代に薄い敷物から厚みのあるものが登場します。
この頃は板敷きの床や寝床に置いて使用していました。



こんな感じです。

一言でいえば座布団や置き畳みたいな使われ方です。

当時の畳は位の高い貴族の為にあったようです。
室町時代に書院造と呼ばれる様式が誕生してからは畳を床材として現在のような使われ方をするようになりました。

畳はこのような部材で構成されています。



現在多く使用されているのは畳表が和紙などで作られたカラフルで色褪せの少ないものが多いですね。
畳縁も現在ではデザインも豊富になっており選ぶ楽しみがありますね。

畳床は現在の主流は軽量の建材を使用しているものです。以前は稲藁を束ねたものを使用しておりましたがお手入れがしにくく天日干しなどしないとダニやカビの温床になってしまいます。
現在の建材であればそのような心配もなくお手入れがしやすい物になっています。

畳には敷き方もあります。



通常は祝儀敷きにしていますが、葬儀などの時には不祝儀敷きにするのが一般的です。
ただ宴会場などでは維持管理の観点から意図的に不祝儀敷きにしている場合が有ります。
向きは床の間や出入り口によって決まってきますのでこれが全てというわけではありません。

敷き方で要注意なのは4.5帖の場合です上の絵では不祝儀敷きとなっている形ですがこれには理由があります。


実は4.5帖という部屋はその昔武士の切腹部屋として使われていたともいわれています。
上の絵にある通り右側の敷き方であれば不祝儀にならないので中心に半畳の畳を入れたいときにはこちらがおすすめです。

私は趣味で居合術を学んでいますのでこの敷き方は非常に気になります。
ぜひ避けたいと個人的に思っております。

ただ茶室の場合は床の間などの配置によってはこの不祝儀敷きでも良いとされています。

現在は畳も琉球畳や薄畳など多彩なラインナップになっております。また畳のような座布団などもホームセンターで見かけます。
原点回帰と進化を繰り返しながら現在、そして未来にもこの日本固有文化は継承されていくと思います。

また気になった事がありましたらブログにアップしたいと思います。

最後はきれいな夜桜を!

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