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「美・快・実」で満足できる家造り計画。札幌工務店から発信する良い家の条件札幌本社

  • 奥林洋樹
2017.12.21

今年も残りわずか、12月21日イゼッチハウス奥林、本年度最後のブログ更新です。
ブログ内でも色々と持論展開をしてまいりましたが、改めて読み返して見ると論理構築の甘さや、文章校正の未熟さ、表現の悪さばかりが目立ち反省しきり。
次年度はもっと分かり易くタメになる情報発信の為、正月休みは知識拡充に努める所存ですので今後とも宜しくお願い致します。
本年、イゼッチハウスでは沢山のお客様に出会いの機会を頂戴し、建築依頼を賜りました。
誠に有難うございます。この場を借りて御礼申し上げます。
私自身、直接建築計画に携わる業務では無くブログの様な情報発信を除けば、全て工事に着手してからの業務となります。
建築中やお引渡し時に思う事、それは『意見を取り入れて貰えなかった人やまだ生まれていない子供たちには、家造りに参加する事が出来い』と言う点が考慮されたかと言う事。


現在の技術推進により、優良業者の施工した木造住宅寿命は適切なメンテナンスを施せば100年から200年の寿命を得ています。高温多湿の環境から、短命であるとされてきた木住宅事情は技術革新により大きく変換されました。
東京大学環境工学の前准教授は住宅に必要な物は「美・快・実」であると端的に述べられています。そこに私見を交えて書きます。


最初に『美』
長期間住み続ける為の普遍的デザイン。
これは洋服デザインに例えると分かり易い。
毎年の様にデザイナーに仕掛けられ「今年流行の…」と言う一過性デザインを取り入れるのも個人の自由です。
ただし現在水準での住宅寿命を考えれば「自分自身が美しいと感じる普遍的デザイン」を検討するのが最も良いと思います。流行の一過性デザインを追い過ぎると、後程後悔するかも知れません。


『快』つまり快適性です。
エコハウスや無断冷房住宅は全てその基本に住宅性能、つまり断熱気密が一定以上の性能を有している事が前提となります。
ブログでもよく書いている事ですがZEH要件には断熱はあるけれども、気密要件はありません。
「壁に○○mm断熱材を入れて、サッシはこのシリーズを取り付ければ良い」と言う考えで計算上、クリア出来てしまいます。
計算上の条件をクリアして、何でもアリの間取りで家を造った場合、果たして「快」は得られるか?
大開口の窓や、吹き抜けは開口部断熱の方法をよく検討しなければ増エネに繋がります。但し、研究熱心ないわゆるスーパー工務店の場合にはただちに増エネにはならず快適な環境をご提案出来ます。ただ開口部断熱性能を高め温熱環境を良くする為にはそれなりの対応(相応のコスト)工事が必要となりますので注意が必要です。


最後に『実』
エコ住宅建築による暖房光熱費削を検討する場合にご理解戴きたいのは、壁及び開口部断熱を一定以上のレベルにすれば良く、そこに大容量の太陽光発電を載せれば「フルZEH住宅」としている現行体制を鵜呑みにしない事ではないだろうか。
ハードよりソフトの検討である。
住宅性能先進国であるドイツやスイスは、家族で夕食を取る事が習慣化されており、家族と言う単位で共有する時間を尊ぶと言うライフスタイルがある。
逆説的に言えば家にいる時間が家族全員少なく、家にいたとしても部屋に閉じこもるライフスタイルが定着しているならば、採暖方式の居室暖房で必要な時間だけ暖房を行なえば暖房費は節約出来る。各居室を灯油ストーブ等で暖めるにはハード部分(断熱気密性能)がそれ程高くなくても支障は無い。


結果的に家族でどのような暮らしをしたいのか、どうありたいのかと言うソフト部分の思索無しに、住宅性能つまりハード部分だけにこだわると結果として理想とかけ離れた住宅が出来る危険性もある。
何を優先し住宅を建築するかは自身のライフスタイルを充分に検討し、共に住む家族の意見を反映しつつ考えるべきだと思います。
最後に、年末休を控え建築計画を検討されている方は小休止となるだろうと思う。お正月休みに知識拡充を行い、建築計画の練り直しを行うのには最適かと思います。次年度、イゼッチハウスとしてますますの啓蒙活動の実践や、新しい試みを行って行く所存です。これからも皆様の為になる情報発信、高気密高断熱住宅の提案を行ってまいりますので今後とも、末永く宜しくお願い致します。

皆様にとって新年が良い年でありますように。


 

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