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ゾーニングの大切さ。建築前に考える土地選びと配置計画Ⅱ札幌本社

  • 奥林洋樹
2017.10.16

10月16日 日毎秋の色合いが濃くなり、一雨ごとに気温が下がり冬へ近づいていく。
前回ブログ「ゾーニングの大切さ。建築前に考える土地選びと配置計画」第二弾で更新致します奥林です。
さて、ライブ感に溢れるブログを連載しようと考えているうちに日数が経過してしまった。ひょっとしたら更新を楽しみにしてくれているコアなファンの方がおられるかもしれないと思い、より分かり易くゾーニング計画の記事をまとめる為のお知恵拝借とばかりに、検索サイトで「ゾーニング配置計画」と打ち込んでみた。


な、なんと。検索1ページ目のトップに、どこかで見たようなブログタイトルが…
検索時点33,200件中 第1位 自画自賛になるが、すごい。
ひょっとしたら、金の鉱脈を掘り当ててしまったかもしれない。


皆様ご存知かと思いますが、検索順位判定はGoogleが決めたページの評価決定方法に基いて決定されており、この評価決定方法は「検索アルゴリズム」などと呼ばれている。検索アルゴリズムは大変複雑で、何度か説明を受けたことはあるのだが、まったく理解出来ていない。ただ理解している範囲で簡単にまとめると、2つの要素により順位づけされるらしい。

検索上位のために重要な2大要素は「コンテンツ」と「外部リンク」の2つで、特に外部リンクからの誘導が順位に反映するらしい。タイトルは大切であり、ユーザーに求められている情報を発信しアクセス件数が多ければ当然の様に順位が上昇する。


我々建築会社のスタッフがブログ発信を行うのは、通常ページ内ではお伝えできない情報や最新のトピックスを、いち早くお客様に発信しようと言う思いからである。
無論、ブログをきっかけとして外部からのリンク数を増加させ、より多くの方に自社を知って戴きたいという思いもある。
その為に、SEOを導入し閲覧率を上げる為に各社相違工夫する訳である。
「金の鉱脈を掘り当ててしまったかもしれない」と書いた意味は、私の拙いブログが上位順位に入ると言う事は、ゾーニングに関して興味を持たれているユーザーが多いいにも関わらず欲しい情報が少ないのではないかと推察される訳である。


画面をスクロールしてなるほどと思った。ゾーニングによる配置計画の概念は建築プランを検討する際の基本であるが「ゾーニング配置計画」で一般住宅に関する情報は少なく、ほとんどが公共施設やオフィスビルのゾーニング計画であった。
今回はライブ感のあるブログと言う前回告知を修正して「柳の下のドジョウ狙い」もとい、広くお客様にゾーニングの基本をより分かり易く理解して戴き、納得の行く住宅造をご検討戴く為にページを割こうと思います。
まずゾーニングと検索すると「空間を機能や用途別にまとめて、いくつかの小部分に分け、それぞれに必要な空間の大きさを設定し、相互の関連を見た上で、空間の中での位置関係を決定する設計手法。建物の上下階に渡って垂直的に空間を分配、割付けしていくことを、ヴァーティカルゾーニング、ひとつのフロアを対象に、水平的に空間の分配、配置を行なうことをフロアゾーニング、またはブロッキングと言います」と出てきました。


文字ではとても分かりにくいですね。
もう少し、分かり易く表現して見ましょう。


まず居室やリビングなど(ゾーン)の配置を平面で割り付けて行く作業。


建物の上下階に渡って垂直的に空間を分配、割付けしていくヴァーティカルゾーニングは、設計ソフトを使用するか、多少の建築知識を有していないと難しい作業となります。 
今回は初めての住宅建築を検討されるお客様に伝えたい“ツボ”書きますので、ヴァーティカルゾーニングは割愛致します。

間取りを検討する際、すぐに住宅の間取りから検討を始めますがそれはNG
まずは敷地と近隣環境の読み込みを優先しましょう
まずB4かA3の大きさの白い紙を準備しましょう(新聞広告の裏面でも勿論構いません)


検討している敷地を大まかに書きます。この際に地積測量図や土地販売資料等、寸法の入った図面がある場合には三角スケールを利用して縮尺を合わせると具体的な配置のイメージを行いやすいかと思います。勿論、練習の際にはそこまで正確では無くても構いません
敷地と道路の位置関係を書きこんだら次に方位を書きましょう。日照等を考慮する場合には出来るだけ正確に方位をつかんで置くことが重要です。



次に近隣の建物関係の配置を書き込みましょう。
宅地内だけで間取りを造ってしまいがちですが、通風や採光計画を練るには隣地情報の読み込みが必須とされ、可能な限りの情報採取は不可欠であるとされています。
候補地境界からの離れ(隣地建物が境界からどの程度離されて造られているか)も大体で構いませんので書きこんでみましょう。
ここらですが、隣地建築物からの日影や通風を考慮したいものです。
日影は手計算でも出来ますが理屈を覚えて計算するのは少し難しいので、インターネット上のフリーソフト利用をお勧めいたします。

日影図作成用データの生成や太陽高度(一日の変化)と言ったキーワードでフリーソフトを検索して戴ければ結構な数がヒットします。ですがダウンロードはくれぐれも自己責任でお願い致します。
風向きに関しては環境省の風況マップを利用すれば地域ごと平均風速値等の各種データが見られますので参考にしましょう。
さてここからいよいよ具体的なゾーニングに入ります
ですが住宅内部のゾーニングに入る前に、建物配置も含めた駐車スペースやお庭の位置関係をゾーニングしましょう。


一目瞭然ですが、住宅外部や外部をおおまかにゾーン分けした状態。これがゾーニングです。
大まかな割り付けで、プランを作成出来るのかと考えられるかもしれませんが、プロはこのゾーン分け情報とクライエント(お客様)からのご要望(ヒアリング)さえ把握出来れば、手書きラフのプランを書き上げる事も出来ます。


言葉だけでは中々伝えられないライフスタイルへの思いも、簡単なゾーニングを携えてプロに相談するだけで、より具体的なプラン提案へと繋がる事でしょう。
是非、夢の建物造りの為にチャレンジしてみましょう。


最後に
建築候補地を検討する場合、用途地域や地区協定には注意しましょう。


用途地域とはとは、都市計画法地域地区のひとつで、用途の混在を防ぐことを目的としており住居、商業、工業など市街地の大枠としての土地利用を定めるもので、第一種低層住居専用地域など12種類がありますが例えば、第一種低層地域は低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域」と定義されていて、建物高さが10m・12m以下に制限されているほか、隣地境界からの距離が定められたりしていますので注意が必要です。

ご興味のある方は、お気軽に
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