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設計の小さなこだわり

今回は、イゼッチハウスで設計をした細部へのこだわりや頑張りをご紹介します!

 

 

 

—土間ステップ—

車庫から玄関に向かう導線で、勝手口を取り付ける際に入口の間口が狭くなってしまう問題がありました。
ご要望は買い物袋や子供を抱きかかえながら通りたいので間口を広くしたいとのこと。

 

・通路が狭くなってしまう問題
・車庫にステップが飛び出してしまう問題

この2つを同時に解決する案を打ち合わせでご提案し、ご採用いただきました!

 

その完成写真がこちら⇩

イゼッチハウスの基礎断熱は室内側にもあるので、巾木の下が室内側に出っ張り廊下の床が狭くなります。
でも、、、通路を通過するだけなら足元は多少狭くても圧迫感はありません。
断熱区画内(室内)で基礎に段差を設けるのは、上記の理由からあまり検討しないのですが、今回は問題がないことを確認した上で造りました。

 

 

—吹き抜け手すり壁—

 

吹き抜け手摺をアイアン調にして解放的な計画をされたい方は多いのではないのでしょうか?

このアイアン手摺。おしゃれ度アップ間違いなしのパーツではありますが、安全性は最低限です。

解放感ゆえに隙間だらけのこの手摺は、物や人の落下の危険性は腰壁よりも増してしまいます。。。

 

そしてアイアン手摺の解放感が欲しいがデメリットが気になっている、、、というお客様にご提案したのが、

 

低めの腰壁 + アイアン手摺

 

床から60cmの部分だけを腰壁としたこのアイアン手摺は、下が壁になることで精神的な安心感があります。

そして、下から見えすぎない適度なプライバシーゆとりをもって吹抜けを見下ろせる解放感を両立できるのがこのご提案だったと思います。

 

 

 

—階段と窓

 

このお家は吹抜けに設けたリビング階段にひな壇階段とアイアン手摺を組み合わせることで、より解放感を演出したプランニングとなりました。

細く長い敷地で限られた採光を採るために、南面には窓をたくさん計画したい。

ここで大変だったのは、その窓と階段の近さ!

出来てしまえばなんてことなかったこの窓ですが、リビングから目立つこの窓には失敗は許されませんでした。

大工さんに確認したり、詳細図面から寸法を確認するなど、設計部で情報を集めてこの窓が階段と被らないことを証明、それでも机上の空論かもしれないと出来るまではヒヤヒヤしました。

結果としては、吹き抜け空間である階段だからこそ、窓を1階の天井よりも高い位置に取り付けることでこの納まりが可能となり、頑張った甲斐のある仕上がりとなりました。

 

 

設計部ではプランニングはもちろんのこと、きっとお客様は気にしていない部分までも、より良い仕上がりを目指し試行錯誤を行っています。

イゼッチハウスのお家に少しでもご興味がありましたら、こだわりや頑張りの詰まったお家の見学ができると思いますので、お気軽にお問合せ下さい!!

ご予約をお待ちしております。