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イゼッチハウスの”ゼッチ”について^^

久しぶりのブログ、設計部 谷です。
私事ですが先日、娘に双子が生まれ(^^)息子の子と合わせて孫が合計4人になりました
周りで双子って初めてなんですがほんとによく似ていて同じ顔の赤ちゃんが二人、なんですが、性格には個性があるみたいです
赤ちゃんて足がよく動くなーと思って、面白くて撮った写真です、お揃いの服で(^^)

さて、今回は最近よく耳にするようになってきたZEHゼッチのお話
イゼッチハウスのゼッチも、この ゼッチからとっています

まず、ゼッチとは何でしょう?というところから
こちらは、当社ホームページのリンクからご覧いただくとわかりやすいと思います(手抜き^^)

https://zeh.jp/zeh_about/

ではゼッチの種類とはどういうことでしょうか?
広い意味でのゼッチの中にも、実は種類があります

まずはZEH

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)の略です
定義は・・
①強化外皮基準を満たした上で、UA値が札幌(2地域)の場合:0.4[W/㎡K]以下
(UA値とは簡単にいうとおうちの熱の逃げやすさのことで、値が小さいほど熱が逃げにくく省エネルギー性が高いおうちということです)
②再生可能エネルギー(太陽光発電等)除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減
③再生可能エネルギー(太陽光発電等)を加え基準一次エネルギー消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減
なんだか難しいですが。。。
かんたんに言うと、

ZEHの「⾼断熱基準」「設備の効率化」で20%以上省エネを満たした上で、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、正味で100%省エネ(収支ゼロ)を達成したものがZEHということになります

ではNearly ZEHは?

Nearlyとはほとんど、もう少しで、という意味があります
・・・ということはなんとなくわかりますね^^
ほとんどZEH、もうすこしでZEHです
ただし条件が合って、・寒冷地地域区分1または2地域・低日射地域(日射区分A1またはA2地域)・多雪地域に限る
→札幌はこの条件に当てはまります
定義についてはZEHと①・②は同じで③だけが違います
③再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から75%以上100%未満の一次エネルギー消費量削減

つまり、ZEHの「⾼断熱基準」「設備の効率化」で20%以上省エネを満たした上で、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、正味で75%以上省エネを達成したものです
なのでほとんどZEH、もうすこしでZEHなんですね

次がZEH Oriented

これは比較的新しいZEHの種類です Orientedとは指向、重視するという意味があるそうです
ZEH指向、ZEH重視・・・こちらも何となくイメージできますか?ZEHを目指している・・感じですかね^^
定義ついてはZEHと①・②は同じ

大きな違いは、再生可能エネルギー未導入でも可能という点です!

ただしこちらは下記2点の対象地域があって、
●都市部狭小地(北側斜線制限の対象となる第一種及び第二種低層住宅専用地域、第一種及び第二種中高層専用地域内)であって敷地面積が85㎡ 未満である土地に建てられる2階建て以上
●多雪地域 建築基準法で規定する垂直積雪量が100cm以上に該当する地域
なお、札幌は多雪地域に該当します

都市部の狭小地の住宅では太陽光パネルの設置面積が少なかったり、寒冷地等の住宅では日射が少なく充分な発電量が得られないケースもあるため地域の特性を考慮して『ZEH』の基準を緩和したNealy ZEH(ニアリー ゼッチ)やZEH Oriented(ゼッチ オリエンテッド)があるんですね

ちなみに、ZEHやNearly ZEHに、さらに高い基準を満たしたZEH+(ゼッチ プラス)やNealy ZEH+(ニアリー ゼッチ プラス)もありますがそちらはまた機会があれば^^

なおイゼッチハウスの建物は、すべての物件に対しUA値、1次エネルギー消費量等を計算しBELS認定を受けることを標準としています


ZEHとして認定されると、BELS認定証左下のZEHマークがつきます

BELS認定を受けると、省エネ性能を☆の数と、%の数字で確認でき自分のおうちがどのくらいの省エネ性能なのかをわかりやすく、知ることができます