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縄文人のお宅拝見

設計デザイン部の小林です。

8月も今日で終わり。
私は夏が一番好きなので、さみしい気持ちでいっぱいです。

お盆休みに、道南にある先祖のお墓参りへ行ってきました。
とても田舎にあるので、セミやカナブンやらが頭上を飛び交う中、なんとか頑張って
お参りしてきました。

さて今年7月27日に、北海道6遺跡、青森県8遺跡、岩手県1遺跡、秋田県2遺跡の
合計17遺跡で構成される「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されたのを
皆さんはご存じですか?
私は全然知らなかったのですが、お墓参りの道中、たくさんその看板を見かけたので、
その中の垣ノ島遺跡と大船遺跡(どちらも函館市南茅部)に行ってみました。

 

大船遺跡は、海がみえる高台にありました。

復元された竪穴住居が建っていました!

 

この大船遺跡から100棟を超える竪穴建物跡が見つかっていて、大規模な集落遺跡なのたそうです。

竪穴式住居なので地面に穴が掘ってつくってあるのですが、その穴がものすごい大きくて深いです。
その深さは2M以上も!
他地域の竪穴式住居の穴は50センチとか、深くても1Mとからしく、ここのは特別に深い。
なぜ深いのかははっきりとわからないそうです。

床には炉もあったそうです。
極寒の地北海道で、暖かくて快適な家を作るためにどうするか、縄文人たちはきっと試行錯誤
していたんでしょうね。
私たちの仕事と通じるところを感じて、胸にじんと来ました。

ものすごく綺麗に整備されていて、オートキャンプ場みたいでした!

 

垣ノ島遺跡には、「函館市縄文文化交流センター」という展示施設が併設されていて、
歴史がわかりやすく学べました。
そして、めちゃめちゃ私が興奮したのがこれです。

土偶です。中空土偶といって、中は空洞に作られています。
それを調べるのに、この土偶は病院でCT検査を受けたそうです!
この子がCTの機械に入っていくところを想像したら、おもしろいです。

高さ41.5センチ、幅20.1センチ、中空土偶としては国内最大、国宝に指定されています。
およそ3,500年前のものなんですって。
縄文時代に引き込まれていきそうな、なんとも言えない雰囲気が感じられました。
主婦の方が、ジャガイモ畑で発見したそうです。
(私ならなんだこれ?で終わりそう…その主婦の方、グッジョブ)
発見当時は何個かに割れていたそうですが、見事に修復されていてすごくきれいでした。

こんな感じで今年の夏は、自分の先祖から縄文人までをさかのぼる貴重な経験をしました。
遺跡見学、とてもおすすめです。