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建築写真の撮り方

こんにちは!写真が趣味の遠藤です!

今回は建築写真の撮り方についてお話しますー!!

 

写真とは言ってもスマホで撮れます!
要点を押さえるだけで、誰でも簡単に撮れるので是非ご自宅を撮影してみてください!

 

今回は北広島モデルハウスを撮ってきました!
 ↑のごく普通の写真を上手に撮っていきます!

 

Point1  ナナメにならない

 ↑左側が斜めっているのがバレバレ。。。

 

建築には曲線や斜線は少なく、水平垂直が圧倒的に多いです。そのため、カメラが少しでも傾くと非常に「傾き」が目立ちます。

カメラの設定で目安線を表示できるので、これを利用して撮影前に左右の垂直を合わせられているか確認しながらシャッターを切りましょう!

正直これだけを守っていれば、シロウト感は激減します!

写真の外側4辺のそばに並行な線が映らないようにすると数mmのズレはごまかしやすいです笑

 

Point2  できる限り被写体から離れる

 ↑階段の前まで下がってみました。これも斜めってる。。。

リビングやお部屋は広く見せたいですよね?

広く見せるには幅が重要です。被写体から出来るだけ離れて撮るとその部屋の最大の幅を引き出せます。

僕は頭を壁にぶつけるほど極限まで下がって撮影します笑

+αで広角レンズに切り替えられるとより広く撮影ができます!

 

Point3 カメラを構える高さは120cmの位置で

赤いラインが床と天井の中間で、ラインから床または天井までおなじくらい

部屋の高さは床〜天井で240cmのことが多く、大人が立っている時の目線の高さはおおよそ150cmです。
この場合150cmでは部屋の半分よりやや上の高さになります。これを立ったままなんとか真ん中に収めようとした結果、カメラが下を向きナナメになっての写真みたいになってしまいます。

カメラは基本「水平」です

ただ150cmの高さでカメラを水平に構えると、床が少なく天井は多めに写ります。これがアンバランスに見えてしまう原因なので、天井と床の真ん中(120cm程度)の位置でカメラを構えることでバランスの良い写真になります。

 

 

 

 

—ちょっと上級編—

壹 外観は空2:地面1

↑ちょうど良い写真がありませんでした。右の対比が理想。

外観写真は、空2:地面1の割合になるようにします。建物は高さがあるので、全体を撮ろうとするとカメラが上に傾き、写真も傾きます。傾かないようにすると、地面ばかり写ります。

建物から出来るだけ離れて撮ることで傾く量を減らせるので、垂直は少だけ気にしつつ、空と地面の対比に重点をおいて撮影しましょう!

+α外観全体を捉えたつもりでも「屋根の先」や「地面との接地面(基礎)」が見切れると「建築写真らしさ」が落ちます。全体が映り込むようにすると良いです!

 

弐  真正面の撮影

赤で水平と垂直。青で正面且つ中心。なかなか難しいです。

 

建物の外観や装飾のある壁面などの被写体の真正面から撮影するには、

Point1の技術に加えて、

「被写体に対しカメラを正対させる(確実に直角に構える)技術」

「左右方向のど真ん中に構える技術」

が必要です。同時に4種類の調整をするので難易度が高いです。

 

このようにシャッターを切る前にちょっとだけ時間をかけるだけで仕上がりが変わります。いい写真が撮れたら、ぜひ #イゼッチハウス をつけて投稿をお願い致します!

皆さんの写真を楽しみにしております!